織田・豊臣の天下統一(6年生)

2024年10月30日 08時00分

 10月17日(木)5時間目の6年1組です。社会科「戦国の世の中から天下統一へ」で、調べ学習に取り組んでいます。この単元は、「キリスト教の伝来、織田・豊臣の天下統一を手掛かりに、戦国の世が統一されたことを理解する。」ことがねらいです。

 子どもたちは、これまでに「長篠の戦い」の絵図や年表をもとに、「織田・豊臣は、どのように戦国の世をおさめたのか。」について予想してきました。

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 今回の学習では、「外国とのつながりを大切にしてきた?」、「領地を増やすために、きまりをつくった?」などから、調べる内容を整理し、調べ学習をはじめました。

 授業のはじめには、年表(戦国時代の始まり〔1467〕から豊臣秀吉による天下統一〔1590〕)から、100年近く続いた戦国時代は、長篠の戦い〔1575〕からわずか15年で統一されたことを確認しました。

 「織田・豊臣は、なぜ15年で天下統一できたのだろう。」という子どもたちの疑問から、11のキーとなる出来事を3つの人物に分けて整理しました。

 〔ザビエル〕キリスト教の伝来 南蛮貿易 少年使節団 

 〔織田信長〕キリスト教の保護 安土城を築く 商業都市の支配 楽市・楽座

 〔豊臣秀吉〕明智光秀をたおす 大阪城を築く 検地と刀狩 朝鮮出兵

 子どもたちは、「検地と刀狩は、天下統一とどのような関わりがあるのだろう。」など、自らの学習問題を設定しました。調べ学習では、結果やその過程を、ロイロノートの共有ノート上で、次のようにまとめています。

 「大阪城を築く→政治の拠点とした・大阪を中心とした物資の流れを作ったから→資料」、キーとなる出来事が書かれたテキストと「調べたことと天下統一につながったわけ」を書いたテキストと「参考とした資料」をスクリーンショットしたテキストを共有ノートの自分のスペースでつなぐ方法です。

 子どもたちは、教科書や資料で調べたり、図書館で本を探したり、インターネットを用いたり、調べる内容と方法を個人で選択しています。共有ノートで活動しているため、他者参照機能を用いて、一人で考えるか、仲間の意見を参考にするのか学習を選択することもできます。

 子どもたちは、現在、調べ学習を行っているところです。調べたことを出し合う場では、一人ひとりが調べたことをもとに、「おにぎりタイム」で意見を交わし、考えを広げたり、深めたりさせたいと考えています。