風立ちぬ(金管バンド部)

2024年8月17日 08時00分

 余土小学校のホームページは夏休みも更新しています。夏休みは29日目です。夏休みは、残り15日になりました。

 今回のホームページでは、金管バンド部の活動の様子をお伝えします。 

 「私たちは、余土小学校金管バンド部です。今年は、新入部員が27人加わり、現在66人で活動しています。美しい音をつくり出すだけでなく、あいさつや礼儀などを大切に、毎日の練習に励んできました。時には、うまくいかないこともありましたが、今日はみんなで心を一つに、今できる精一杯の演奏をお届けします。強い風に立ち向かう迫力ある音や、爽やかな風をイメージした優しい音など、みなさんにいろいろな風の風景を想像してもらえるような演奏を目指します。どうぞお聴きください。」(余土小学校金管バンド部 部長)

 プログラム13 余土小学校 金管バンド部のための「風立つときに」

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 風のタクト♪それは、顧問の先生の風吹く合図。

 余土小学校金管バンド部66人全員で奏でる、前奏16小節のファンファーレ。壮大で華やかに、堂々とたくましく、冒頭のクリアな響きが、会場を包み込みました。心も感情も巻き込むような風は、空に向かってどんどんと上昇していくようでした。突き抜ける高音パート。メロディーと伴奏の掛け合い。軽やかで歯切れのよい響き。ハーモニーは、目まぐるしく移り変わっていきます。中盤のクライマックス。内に秘めたたくましさを奏でるフリューゲルのソロパート。トロンボーンのソリパートに引き継がれる主旋律。前へ前へと歩みを進める行進。そして畳みかけるようなエンディング。軽やかなリズムに乗り、みんなで音を奏で、指揮する手が止まりました。

 迫力と爽やかさのある演奏でした。明るくのびやかなサウンド、丁寧な音づくり、私たちのこれまでの音と音楽の積み重ねをしっかりと表現することができました。

 新しいユニフォームに袖を通し臨んだ2024小学校ジュニアバンドフェスティバル第54回大会。余土小学校金管バンド部みんな、いつもに増して、キラキラしていました。1人も欠けることなく、みんなで舞台に立って、「楽しかった♪」と言えることは、本当に素晴らしことだと思います。

 風立ちぬ。大空を自由に飛行する風、優雅に大きく吹く風。私たちは、風をしっかりと届けることができました。風は吹きました。さあ、新しいステップです。挑戦は続きます。第43回全日本小学生金管バンドフェスティバル愛媛大会。2日後のステージでも、心に響く音楽を届けましょう。