空気はどんな風に変わった?(6年生)

2024年5月1日 08時00分

 4月22日(月)5・6時間目の第1理科室です。6年2組の子どもたちが、学習問題「ろうそくが燃えた前と後の空気では、どんな変化があるのだろう」を解決しようと、実験に取り組んでいます。単元「ものの燃え方」の学習も大詰めです。

 この日の実験では、気体検知管を使いました。ポンプにつないだ気体検知管を集気びんの中に入れ、レバーを引いて、酸素や二酸化炭素の濃度を測るわけですが、これらをセットするのは、細かな手順があります。それでも子どもたちは、落ち着いて一つ一つ確かめながら活動を進めました。

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 ろうそくを燃える前は、酸素21%・二酸化炭素0.04%、ろうそくが燃えた後には、酸素16%・二酸化炭素4%になりますが、多くの班がこの数値、または近い数値を出すことができ、実験は上手くいったと言えます。

 ふり返りの時間には、「ろうそくを燃やすだけで、二酸化炭素が100倍にも増えた。」と、そんな感想も書かれていました。この日の授業は、「酸素の割合が減って、二酸化炭素の割合が増えている。」ことをまとめて終わりました。火が消えたのは、酸素の割合が減ったからでしょうか?二酸化炭素の割合が増えたからでしょうか?そんな感想もいくつか見られ、子どもたちの意欲も感じます。次の実験で確かめていきたいと思います。