始業式(全校)

2024年1月9日 09時30分

児童の言葉(4年女子)

 わたしは、2学期に理科についてたくさん学びました。その中でとても心に残ったのは、「自然の中の水」についてです。

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 雨がふった後には、いろいろなところに水たまりができます。けれど、しばらくすると水たまりは、しみこまないような場所でもかならずなくなってしまいます。水はどこにいってしまったのでしょうか?実験をして調べてみました。

 コップに水を入れて、日なたに置いてみました。時間がたつと、水は少しへっていました。水は目に見えない「水蒸気」というものになって、空気の中に出ていくことが分かりました。

 冬休みには、もう少し工夫をして実験してみました。今度は水を入れたコップを、日なたと日かげに置いてみると、日なたに置いたコップの水は減っていたのに、日かげに置いたコップの水は減っていませんでした。水が水蒸気になるためには条件があることが分かりました。

 2学期は、もう一つがんばったことがあります。それは自主学習です。最初は、どうすれば自分にとって分かりやすいノートになるかについて悩んでいました。でも、自主学習ノートで、図や授業のまとめを活用すると、自分にとって分かりやすいノートができて、テストの点数も上がりました。だから、3学期も自主学習に、図や授業のまとめと練習問題をバランスよくまとめて、勉強していきたいです。

校長先生の話

 あけましておめでとうございます。楽しい冬休みを過ごせましたか。令和6年、西暦で言うと2024年、新しい年が明けました。今日から3学期がスタートします。

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 みなさんに質問をします。大きな声で答えてください。今年の干支はなんですか?そうですね。辰年です。放送室まで聞こえました。辰年生まれの人は、手を挙げてみてください。はい。私も辰年です。6年生の教室では、1月・2月・3月生まれの人、5年生の教室では、4月から12月生まれの人が手を挙げていると思います。ありがとう。下ろしてください。児童のみなさんは132人、先生たちは6人、合わせて138人が辰年生まれです。

 辰年には、これまで大きな出来事が起こっています。私の生まれた年1964年には、東京オリンピックが行われ、日本で初めての新幹線、東海道新幹線が開業しました。1988年には、香川県と岡山県がつながる瀬戸大橋が開通しました。東京スカイツリーの完成も2012年の辰年です。辰年は、大きなつながりがつくられ、努力が形になっていく、大きな動きのある年のようです。

 余土小のみんなの心がつながり、夢を形にしていける年だと楽しみにしています。そのためには、まずは3学期の過ごし方が大切です。その学年のまとめをして、次の学年への準備をする時期です。1月には持久走大会、2月には遠足、3月には6年生を送る会、そして卒業式と、短い学期ですが、たくさんの行事があります。行事をとおして、まとめと準備を進めてください。これまでにできるようになったことをさらに伸ばしたり、まだできていないことができるよう挑戦したりしましょう。

 この1年をどんな年にしたいか、それを考えて3学期のめあてを考えてみてください。担任の先生から教えてもらおうと思います。校長先生は、2024年も、みなさんや先生たちと一緒に「今日が楽しい、明日も行きたい学校」にしていきたいと思います。

 さて、余土小学校の辰年生まれ、何人だったでしょうか?138人でしたね。それでは、みんなで、よい年に、よい3学期にしましょう。