左右のうでがつり合うには?

2023年9月16日 08時00分

9月14日(木)1時間目の理科室です。6年3組の子どもたちが、実験用てことおもりを使って活動していました。てこには、左右どちらも6つの穴が開いていて、中心にある支点から1~6の番号がついています。今回の実験のめあては、この番号に重さ10gのおもりを左右に分けてつるし、左右のうでが水平になる場合を見つけることです。

 「右の6番に10g・左の6番に10g」の場合は、重さも番号も同じなので、もちろん水平になります。実験を進めていくうちに、「右の3番に20g・右の2番に30g」など、重さと番号が違うときにも、水平になることを発見しました。

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 このことをきっかけに、子どもたちは「なぜ水平になったのだろう?」、「ほかにも水平になる場合があるのでは?」と、さらに追究を進めていました。今回は、初めて実験用てこを使ったので、いろいろと考えながらの実験でしたが、「一方のうでのおもりの重さと位置を固定して、結果を整理していきたい。」といった発言も聞かれました。次回は、条件を整えて実験に取り組むことを確認して、今回の授業を終えました。

 6年生のみなさん、てこにはどんなきまりがあるのかな?実験を通して見つけていきましょう。