ユニセフ教室(6年生)

2022年9月15日 08時00分

 今日(9/9)、日本ユニセフ協会の職員に務められている、高円宮承子様による特別授業が余土小学校で行われました。1979年から全国の小中学校で行われているこの授業は、「発展途上国の子どもが置かれている現状に対しての理解を促進するとともに、ユニセフへの支援及び国際協力への参加を呼び掛ける。」内容です。

 6年生4クラスの子どもたちが参加し、ウクライナでは多くの子どもが難民となっていること、家族のために働く子どもが世界にはたくさんいることを、教えていただきました。子どもたちは、動画や写真を見ることを通して、その現状を理解し、日ごろ目にしているニュースを自分ごととして考えることができました。

  

  

 特別授業では、水がめ持ち上げ体験、蚊帳体験を行いました。特に、水がめ持ち体験では、ネパールの子どもたちが水汲みに使っている水がめを持つ体験を、子どもたち全員が行い、水不足などで子どもの命や成長が脅かされていることや、家の仕事を8時間も行っているため、小学校に行けない子どもたちがいることを、具体的に理解することができました。

 子どもたちは、特別授業を通して、「世界のことに関心を持ち続けたい。」「自分にできることをしていきたい。」との思いをもつことができました。日本ユニセフ協会や愛媛県ユニセフ協会のみなさんをはじめ、多くの方にお世話になりました。貴重な体験をありがとうございました。