命の教室(6年生)
2025年9月17日 08時00分 9月11日(木)6年生は、「命の教室」に参加しました。この日は、松山西消防署西部支所のみなさんと松山市消防団女性分団のみなさんをゲストティーチャーに迎え、救命救急法の一部である胸部圧迫(心臓マッサージ)を体験しました。
子どもたちは、ダミー人形を使い、心臓のある一番固いところを深さ5センチ程度、胸骨を圧迫します。大切なことは、圧迫する深さとリズムだそうです。5センチ程度の一定の深さで1分間に110回を目安で続けることを聞き、子どもたちは真剣に取り組んでいました。長く続けるのは、とても大変だったようですが、命を救うために大切なこととして、休まずがんばる姿を、体育館のあちこちで見ることができました。AEDも体験させいただき、45分間充実した教室になりました。
全国の小学校でも広がっているこの訓練は、命を救うきっかけとなるそうです。目の前で倒れた人に対して、その場に居合わせた人が、救急車が到着するまでの間に行う一時救命を行うかどうかが、生存率に大きく影響しているため、この小さな勇気が命を救うきっかけになると教えていただきました。
練習キットを使って6年生全員が体験できたことで、自他の命の大切さを学ぶことができました。6年生のみなさんは、6年後にはもう大人の仲間入りです。大切な人の命を守るため、救急救命が必要な際には、勇気をもって、心肺蘇生にあたってほしいと思います。また、助けることの呼びかけは、今からできる取組です。いろんな方法で、多くの人にはたらきかけをしてみてください。