人権集会(全校)
2025年6月15日 08時00分 6月14日(土)1時間目に、人権集会「あたたかハート集会」を行いました。
「余土っ子のみなさん、ヤッホー。」「あったかハートって何?」「人に優しくされたら心がポカポカするでしょう?それがあったかハートだよ。」
運営委員会のみなさんと、かわいいキャラクターあらいぐまの司会進行で始まった集会では、「余土小学校に、あったかハートの輪を広げよう」と呼びかけがありました。
まずは人権標語の発表です。
「いじめはね したらだめだよ ぜったいに」(1組女子)
「しあわせが みんなにとどけ いっぱいね」(2年女子)
「なりたいね え顔あふれる やさしい子」(3年男子)
「見つけたよ 君には君の よさがある」(4年女子)
「『大じょうぶ?』 1つの言葉で 笑顔咲く(5年男子)
「気づいてよ どの一言で 失う笑顔」(6年女子)
2~6年生・1組の代表の子どもの人権標語を聞いて、余土小学校には、友達思いの優しい人がいること、みんなが安心して過ごせる余土小にしたいという人がいることが分かりました。
次にブックママさんによる読み聞かせを聞きました。「あそぼ」の声掛けで友達の輪が広がるといった物語に、余土小学校小学校でも、声を掛け合って、明るく楽しい雰囲気を作っていこうとの思いをもつことができました。
全校合唱は、♪「マイ・バラード」です。あたたかい言葉があふれる、その歌が、校舎のあちらこちらから聞こえてきました。
〔校長先生のお話〕
「全校のみなさん、おはようございます。今日は、土曜日です。がんばって登校した人もいるのではないでしょうか。がんばった自分やクラスの仲間を、ほめていきましょう。
今日は、人権・同和教育参観日です。「人権」という言葉の意味を、みなさんは分かりますか?人権とは、人が幸せに生きる権利です。この権利は、全ての人がもっています。でも、いじめや差別は、人が幸せに生きる権利を奪うことになります。だから、いじめや差別などをしないで、周りの人や世界中の全ての人たちの人権を守っていくことが大切です。
校長先生は、人権を大切にする第一歩は、周りにいる人とお互いに「ここにいるね。」と認め合うことだと思っています。そのためには、あいさつが大事だと考えています。では、どうしてあいさつが大切なのでしょうか。
今日は、一つだけお話します。朝、校長先生は、みなさんの登校の様子を見ています。みなさんを見かけると、「おはようございます。」と言います。みなさんも元気よく「おはようございます。」を返してくれます。今朝も、良いあいさつをしてくれた友達がたくさんいました。あいさつは、相手がそこにいるから始まります。もし、あいさつをしないなら、そこには、誰もいないかのように感じられます。校長先生は、話したことのない、自転車に乗っている高校生やごみ捨てをしている地域の方に、あいさつをすると、返事を返してくれます。そんなとき、自分に気づいてくれたと、うれしくなります。つまり、あいさつは、「私は、あなたに気づいていますよ。」というメッセージなのです。このメッセージを伝え合うために、あいさつをしていくのです。
最後に、気持ちのよいあいさつするために、3つのことをお話します。あいさつなら、何でもいいというわけでは、ありません。「せっかくあいさつをしたのに。」と、そんな気持ちにならないように、①笑顔を忘れない、②相手の目を見る、③声の大きさを意識する、こんなあいさつを心がけるといいですね。校長先生もがんばろうと思います。
今日は、人権について考える大事な1日です。この後の授業参観もがんばりましょう。」
標語や全校合唱、読み聞かせを通して、人権を大切にする気もちを新たにすることができました。集会に向け準備をしてくれた運営委員会のみなさん、ありがとうございました。