インゲンマメの種子の中は?(5年生)
2025年6月30日 08時00分 6月5日(木)5・6時間目の第1理科室です。5年生になって2つ目の単元「種子の発芽と成長」では、種子が発芽するための条件について、追究しています。
子どもたちは、これまでの観察で、発芽には水と空気と適当な温度をつかんでいます。土は、肥料の無いものを使ったこと、育ち始めたインゲンマメを見てみると、双葉がしなびていることから、「双葉には、インゲンマメの成長に必要なものがあったのでは?」という疑問が生まれました。
そこで、観察では、インゲンマメの種子を2つに割ってみることになりました。水に浸した種子の皮をむいて、縦に開けてみると、子葉になる部分や、根・茎・葉になる部分を見付けることができました。
次の実験では、子葉には養分が含まれているかどうか確かめてみました。この実験には、ヨウ素液を使います。ヨウ素液は、でんぷんに反応して濃い青紫色になる薬品です。インゲンマメを乳鉢ですりつぶして、薬品をかけるとあっという間に青紫色に変化しました。双葉にもかけてみましたが、こちらは反応がありませんでした。
「種子には、いろいろな部品が含まれているんだね。」、「種に養分があるから、発芽するんだね。」と納得の子どもたちでした。
今、子どもたちは、インゲンマメが大きく成長する条件について調べています。肥料と日光で実験中です。実がいつごろできそうでしょうか?成長が楽しみですね。