秋風三秋(金管バンド部)
2024年11月4日 08時00分 秋風三秋。
秋の訪れを知らせる風。秋の進行とともに、その吹き方は変化し、しだいにその風は、爽やかになってきました。金管バンド部の新しい挑戦が始まっています。
「♪『ケセラセラ』を早く覚えましょう。」11月最初の金管バンド部のめあてです。
「リズムを間違うことがあるので気を付けます。」は、コルネットの4年生。「リピートの前後で、リズムが違うので間違えないようにします。」は、パーカッションの4年生。
校内音楽会まで残り1週間。一人ひとりのめあてもはっきりとするようになりました。放課後に練習できるのは、残り5回です。
「先に合奏してから、パート練習をしよう。」コルネットの6年生の発案で、まず、暗譜での合奏を行うことになりました。「課題を見つけてから、パート練習を・・・。」、校内音楽会は、楽譜無しでの演奏です。演奏して課題がはっきりしました。
個々のめあての達成を目指したり、音をそろえたり、パート練習では、どのパートも音がずっとなっていました。「17小節目から。♪1・2・3・4」、「ターン、タのリズムをもっとはっきりと・・・。」、「よし、合奏に行くよ。」アルトホルンのパートリーダーさんの声。どのパートも音楽室への移動が始まりました。
合奏♪「ケセラセラ」
「♪ドン・タ・タ・1(いち)・2(に)」、4/4拍子から6/8拍子へ、演奏を支えるドラムの5年生。
「『♪ウン、タ、タ』のトロンボーンは、軽やかに。」、顧問の先生のアドバイスで、音のバランスを調整します。
11月。下校時間は、さらに5分早くなりました。集中して取り組んだ20分の合奏では、たくさんの課題をクリアすることができました。
「心配ない。これだけ練習してきたのだから、音が身に付いているはず。」そんな顧問の先生の声に、笑顔で応えるメンバー。今日も、♪「ケセラセラ」が少し上手になって、練習が終わりました。
春・夏、そして秋。3つの季節を共に過ごしてきた私たち金管バンド部。秋の風もいろんな表情を見せています。「GOLD!金賞」、校内音楽会では、私たちの余土小サウンドを、素敵な笑顔で届けましょう。