教育実習授業研究会(3年1組)
2024年11月11日 08時00分 10月24日(水)2時間目に教育実習授業研究会を行いました。算数科「円と球」で、「円のかき方とコンパスの使い方、及び円の中心、半径について理解する。」をねらいに学習を進めました。
今日のめあてをつかむ場面では、前回のこま回しの活動をふり返りました。◇(四角)や△(三角)、☆(星)など、どの形も回すと丸になることや、こまに書いた点は、回すと丸い軌跡が見えることをふり返り、「まるい形のかき方を考える。」活動に移りました。
子どもたちは、紙コップ・穴が2か所あいたプラスチック板・紐・クリップ・画鋲2個の入ったグループセットを用い、コップの底をたどったり、プラスチック板に画鋲(中心)と鉛筆(円周)をさして回したりするなどしながら、興味を持って丸(円)をかきました。その後、グループや全体で話し合うことで、子どもたちは、様々な方法で丸(円)をかくことができることが分かったようです。
次に、丸(円)をかく道具としてコンパスを使いました。「大きさはどのぐらい?」、「おもしろい。」、「うまくいきそうだったのに…。」、「うまくかけた。」など、様々な反応が見られました。先生の「〇〇さんは、マットをしくと上手くいくと言っていたよ。」、「手首を使うといいよ。」の声掛けに、子どもたちは「本当?」と反応し、上手にかくこつをつかんだようでした。「おにぎりタイム」では、上手にかくこつを話し合いました。全体発表では、子どもたちから「針をしっかり刺すとよい。」、「針と鉛筆の高さをそろえるとよい。」、「回す方に傾けるとよい。」といった、実際に試したからこその意見がたくさん出ました。
丸は、「円」ということを確かめた後、授業の終わりには、キャラクターの顔を円で作図する活動を行いました。活動の中で、「中心」、「半径」という用語を覚えることができました。半径をかくときには、「チーズケーキを切った感じだ。」、「ピザのようだ。」などの意見が出ていました。生活にもつながるよい考えです。
45分の授業で、クラスみんなコンパスを使って円をかくことができるようになりました。3年1組のみなさん、これからもどんどん使ってコンパス名人になってくださいね。