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2014年1月23日(木曜日)

森盲天外物語14

カテゴリー: - hp-admin @ 09時24分55秒

森盲天外物語14

− 心を鍛える修行 −

京都に行って新しい生活を始めました。

京都の北東にある比叡山のお堂で修行をしました。

一生懸命心をきたえ、

りっぱな人になる修行の毎日が続きました。

 

この盲天外の態度は、若い人の心を打ちました。

教えを受けたいと7人の若者がやってきました。

盲天外は、若者といっしょに暮らすことにしました。

しかし、若者たちを養うということは大変なことでした。

そこで、あんまをすることにしました。

 

夜になると、京都の町を杖に頼りながら、

あんまの笛をふき、あんまをして歩きました。

 

 ある夜、一軒の家に呼ばれました。

主人の体をもみながら、あれこれ話しているうちに、

主人が起き上がり、盲天外の顔をじっと見つめました。

「あなたは、町であんまをする人ではない、

他にすることがあるお方だ。」と、

盲天外の手にしっかりと5円札

(そのころ米一升が10銭、1円は100銭)を握らせました。

そして、羽織を出して盲天外の肩に後ろから着せ、

送り出しました。

どんなにうれしかったことでしょう。

 

盲天外は、後々までその時にもらった羽織を

宝物のように大切にしました。

自分の子どもたちにこの時のことを聴かせたそうです。

 

 修行を毎日送っている盲天外の所に、

郷里の余土村から、少年の頃からの友達である

鶴本房五郎がはるばる訪ねてきました。

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参考文献

えひめこどものための伝記第3巻(愛媛県教育会発行) 

       我が村(青潮社出版部発行) 
         一粒米(青葉図書発行)

       わたしたちの余土・余土百年のあゆみ(松山市立余土小学校発行)

挿絵:出典

 えひめこどものための伝記第3巻(愛媛県教育会発行)


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